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古代エジプトの太陽神。
新宿、紀伊國屋の裏側、アドホックビルの地下にあるドイツ料理の店。虹人がE2のメンバーと一緒に信子を南波や山崎に引き合わせた。
インド神話のアスラ。血が大地に落ちると、そこからもう一人自分と同じものが生まれてくるという力を持つ。カーリーに血を全部飲まれてしまい、絶命する。
パキスタン北東端、パンジャーブ州の州都。インド国境に隣接したパキスタン第二の人口を誇る商業都市。
虹人たちは鹿角を混乱させるために、カラチからラホール行きの飛行機を予約した。
『マハーバーラタ』と並ぶインドの国民的大叙事詩。「ラーマの行程」という意。最終的に現存の形になったのは、3世紀ころと推定される。
パキスタンのシンド州にある町。この町の北36kmにモヘンジョ・ダロがある。
ブアビが生まれたシュメールの町。ウルクの南東約15kmにある都市遺跡。現在名シンカラ(センケレ)。
『リグ・ヴェーダ』に記されている最大の城塞都市。建設主はクベーラ。
虹人は、ランカとはモヘンジョ・ダロのことだと考えた。
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インド最古の文献。古代インドのバラモン教の聖典(ヴェーダ)四種のうちの一つ。リグとは「賛歌」の意。前1200〜前1000年前後の数百年間に成立した。
中国では、龍は平素は水中にひそみ、降雨をもたらす。時がいたれば水を離れて天に昇ることができ、この地上と超越的な世界を結ぶことに龍の霊性の最大のものがある。天子の象徴として龍が用いられるのもその超越性によるものでる。
出土遺物からみれば、後世の龍とつながる文様や龍形の玉器はすでに新石器文化の中に出現している。また、甲骨文の龍の字に特徴的なのは、その頭上にアンテナのような飾りを戴くことである。これがのちには尺木と呼ばれる龍の角となるもので、龍は尺木があるので天に昇れるのだとされる。
日本では龍はしばしば蛇と同一のものの形象として現れ、特に水や水神が龍の姿をとるとされることが多い。
西洋では龍をドラゴンと呼ぶが、これは蛇を意味するギリシア語に由来する。龍は地中、洞窟、水中などに潜み、そこに隠された宝物を護る。龍は、権力や豊穣の象徴であり、この恐るべき地霊を殺害し、大地の秘密や恵みを人類に解放する英雄は、西洋各地の建国伝説などに繰り返し登場することになる(龍殺しのテーマ)。
一方、キリスト教伝説に取り入れられた龍は、荒ぶる者、邪悪なる者のシンボルとなった。聖人に殺される龍はみな悪の象徴であり、龍はサタンとも同一視された。
虹人は、龍という文字の持つ、尖ったもの、恐れ敬う存在、光と雷、支配といたイメージから、龍とはロケットのことだと考えた。
シュメール、バビロニアこそ、世界で唯一、龍が神であると言う概念と、反対に龍が悪魔であるという概念が真っ向から対立した土地である。ここを中心に西は悪魔、東は神聖な神と分けられる。
虹人は戦に負けて逃亡した龍の一族が東へ東へと放浪の旅を続け、出雲へ辿り着いたと考えている。
UFOの中で東が「龍宮城みてえなところに向かっているのかも」と冗談を言った。
日本の龍宮の観念の代表は、浦島太郎の訪れた龍宮城であって、美しい乙姫がおり楽しい豪華な異郷である。仏教では大海の底に娑竭羅(しゃから)龍王の宮殿があるという。中国では海龍王の宮は蘇州の東にあり、しかも上は天に連なっているとする。古来インドでは龍(ナーガ)族の住む地底の宮殿を龍宮(ナーガババナ)と呼び、アナンタ竜王が美しい女たちに囲まれて住んでいるとされた。
母船から飛び出た丸いUFOのことで、龍一族、神の子孫という意味にも通じる。
船通山の側にある地名。=龍馬=UFO。
=小型のUFO。庖犠の時、空から黄河の岸辺に降りてきた。
筍=ロケットの形。
中国の龍と、日本の水神である蛇信仰とが習合して生み出された信仰。水界とこの世を去来して慈雨をもたらし、村界を守る一方、邪悪なものを託して追放される土着の神の代表ともされた。
龍馬の背に描かれている図。易の根本原理である八卦を示している。
八卦とは未来を予測するものであり、龍馬とはコンピューターを搭載したUFOのことだと虹人は考えた。
『日本書紀』で仁徳天皇65年、飛騨国(現在の岐阜県の北部)に現れたとされる怪物。一つの胴体に二つの顔があり互いに反対を向いていた。腕は四本。足は膝の後ろの窪みがなくて前にも後ろにも曲がる。踵もなく足の指は前後についている。力は強く敏捷で、左右に剣を佩き、四本の手は共に弓矢を使う。
サンスクリットで「標(しるし)」「シンボル」を意味し、とくに男性の性器を指す。これをかたどった彫像は、シヴァ神あるいはそのエネルギーの象徴としてインドの民衆に崇拝されている。トリムルティによれば、リンガは閃光を発して空から出現し、中からシヴァが現れたという。
虹人はリンガをシヴァの船であると考えた。
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ソフィのチームの痩せたイタリア人。知的な面差しをしており、分析力に優れる。仇名は耳。日本語も話せる。
ルガルザゲシともいう。ルガルとは王の意。シュメールの初期王朝V期(前24世紀中葉)に、ウンマにルガル・ザグギシが現われる。宿敵ラガシュの支配者ウルカギナを倒してウルク王になる(ウルク王の在位25年)とともに他都市をも軍事占領し盟主となった。のちルガル・ザグギシはウルクに拠点を移し、地中海にいたるまでの軍事平定を誇示したが、アッカドのサルゴンに敗れた。サルゴンはルガル・ザグギシに枷をはめてニプル(ニップール)のエンリル神殿の門に伴ったという。(サルゴン参照)
シュメールの龍一族の敵。残忍な男。牡牛の神たちはシャルケヌが仕えるウルザババとルガル・ザグギシを操って競争させていた。
キリスト教の堕天使の名でルチフェル、ルキフェル、ルシファーともいう。「明けの明星」の意。この呼名は『旧約聖書』「イザヤ書」十四章十二節の「あしたの子、ルシフェルよ、いかにして天より隕しや」という記述によるもの。もとは天使であり、全天使の首領でもあったが、あるとき神と敵対し、天上を追われたとされる。またこの墜落が、『新約聖書』「ヨハネの黙示録」十二章七節に記されたミカエルと龍との闘いと同一視されることもある。十二章九節ではデヴィル、サタン、ドラゴン、蛇が同じものとして述べられており、ルシファーもこれらに結びつくことを意味している。天上にいるときは、大天使あるいはセラピムの姿で描かれることもあるが、天上から追い落とされるにしたがって、蛇や龍、醜い人間などに変わっていく。ルシフェルの名前のうちに「光を掲げる者」の意味が含まれていることで、多くの注釈者たちはルシフェルのデーモンとしての意思を疑問視する。
悪魔もまた神の一族であり、天国を追放された神々が地下に潜り、その元締めがルシフェル。悪魔の大王だと虹人は言った。
幻想的、夢幻的な異国風景画を得意とするフランスの画家。砂漠に寝転んでいる人間の側にライオンがいるという幻想的な絵、『眠るジプシー女』の作者。
虹人は作者名を思い出せず、鹿角が東に教えた。
『リグ・ベーダ』における暴風神。「咆哮者」の意。インドラと共にヴリトラ退治に加わる。悪魔の住む三つの城塞を一矢でもって破壊したとされる。後にシヴァ神と完全に同一視された。(マルト神参照)
インド古来の通貨単位。
ネパールにある釈迦生誕の地。
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虹人のアパートの冷蔵庫にはビールとソーセージしかない。緒方の冷蔵庫は空っぽ。
蓮華座ともいう。蓮弁で葺いている仏座。仏像彫刻を安置するための台座のうち、最も普遍的なもの。
虹人と初めて会った時、イシュタルは重力を制御する小さい円盤に乗って宙に浮いていた。小型の円盤を見て虹人は連座ではないかと思った。
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イスラエルおよびユダヤ民族の標章。ダビデの星。イスラエルの国章として有名なもの。一般に創造の象徴とされるが,二つの正三角形が組み合わさった形なので両性具有,対立物の統一の象徴ともなる。
『竹内文書』に記されているキリスト渡来説を裏付けるような状況証拠として、キリストの墓がある沢口家の家紋が、六芒星に酷似しており、戸来村には子供のチャンチャンコの背中には必ず六芒星を縫い付ける風習がある。
使徒ペテロの後継者であるローマ教皇を最高の指導者と仰ぐキリスト信徒の共同体。特徴の一つに、聖人たちに対する崇敬、奇跡の重視がある。
鹿角の持っている金の時計。東が宴会のため質に入れようと提案した。虹人がタイムカプセルに乗りこむ際に、鹿角が東に渡してくれと頼んだ。
第二次世界大戦におけるドイツの陸軍元帥。1941年初頭に北アフリカに派遣され、砂漠の戦車機動戦で戦績を重ね、敵側から「砂漠の狐」と呼ばれた。