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『 偶人館の殺人 』

データ

PHP文芸文庫
2015-02-27
文庫
409 ページ
780 円
ジャンル : Act-7 推理■その他 
あとがき : 無
解説 :  「おもちゃ好きのやさしい王さま」久美沙織




目次

プロローグ
一 猫真似声に油断すな
二 人噛み馬にも合い口
三 悪人には友多し
四 いずくの烏もみな黒し
五 狂を学ばば狂なり
六 化け物に面
七 子は母の醜きを嫌わず
エピローグ

出典

単行本:
1990年3月30日祥伝社より刊行
文庫本:
1993年7月20日祥伝社文庫より
2001年7月24日角川文庫より
刊行


「べんきちはゆるさないぞ」――江戸末期のからくり師・大野弁吉の名前が記された謎の脅迫文が、古い人形から見つかった。その脅迫文を異常なまでに怖れる人形蒐集家の姿に、デザイナー・矢的遙は不信感を覚える。 真相を探ろうとした矢先、人形蒐集家の娘が事故死してしまう。そして「偶人館」と呼ばれる人里離れた曰くつきの館でも、奇怪な殺人事件が……。 不気味な人形が並んだ「偶人館」に集まった矢的遙と仲間たちは、犯人を導き出すことができるのか。 古い館に仕掛けられた数々のからくり、館に封印されてきた意外な歴史が明らかになるにつれ、震えが止まらなくなる。 歴史の迷宮を舞台にした、長編サスペンス&ミステリー。

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「べんきちはゆるさないぞ」―江戸末期のからくり師・大野弁吉の名前が記された謎の脅迫文が、古い人形から見つかった。その脅迫文を異常なまでに怖れる人形蒐集家の姿に、デザイナー・矢的遙は不信感を覚える。真相を探るうち、「偶人館」と呼ばれる人里離れた曰くつきの館で、奇怪な殺人事件が…。古い館に仕掛けられた数々のからくり、封印されてきた意外な歴史に震えが止まらなくなる、傑作ミステリー。
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