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『完四郎広目手控　いじん幽霊』

データ

集英社
2006-12-20
文庫
362　ページ
571　円
ジャンル　：　Act-3 時代■完四郎　3
あとがき　：　無
解説　：　末國善己

装丁／カバーデザイン　：　安彦勝博

挿画　：　マスプロ美術館蔵

第一話　夜明け横浜
第二話　ふるあめりかに
第三話　夜の写真師
第四話　娘広目屋
第五話　いこくことば
第六話　横浜天狗
第七話　火の雨
第八話　遠眼鏡
第九話　いじん幽霊
第十話　筆合戦
第十一話　虎穴
第十二話　横浜どんたく
　解説　末國善己

出典

２００３年１２月集英社より刊行

収録短編

（クリックすると短編のページにとびます）

短編	初出
夜明け横浜	小説すばる	2002年3月号
ふるあめりかに	小説すばる	2002年4月号
夜の写真師	小説すばる	2002年5・6月号
いこくことば	小説すばる	2002年10月号
横浜天狗	小説すばる	2002年11月号
火の雨	小説すばる	2002年12月号
いじん幽霊	小説すばる	2003年4・5月号
筆合戦	小説すばる	2003年6・7月号
虎穴	小説すばる	2003年8月号
横浜どんたく	小説すばる	2003年9・10月号

内容

江戸の広告代理店、広目屋「藤由」の香冶完四郎がおなじみ仮名垣魯文とともに、攘夷の暗雲垂れ籠める横浜へ。万国の人間が集う開港まもないこの地で起こる、不可思議な幽霊騒動や殺人事件。日本を食い物にしたいいじんの仕業か、それとも攘夷派の企みか。それぞれの文化がぎこちなく交じり合い、思惑がからみあって起こる難事件のトリックを見事な推理と剣さばきで、完四郎が解き明かす！

『完四郎広目手控』、『天狗殺し』、『いじん幽霊』、『文明怪化』の順にお読みください

主要登場人物

完四郎、魯文、由蔵、芳幾、ジェシカ

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